「父の背中」
今、僕は無性に成長したい。早く成長して、もっとお客様のため、世のため、地域のために働きたい。ようやく僕は自分が進むべきフィールドを見つけたのだと思います。中学時代、僕はバスケットが好きで毎日、毎日、日が暮れるまでバスケットの練習をしていました。その時に学んだ一番大きなことは、チームワークの大切さです。しかしどれだけ頑張ってもレギュラーをとることができませんでした。結局レギュラーになることがなく3年間という時間が過ぎました。いつの間にか一生懸命に没頭することが怖くなっていました。勉強することにも一生懸命になれない、働いても上の人に怒られるのではないかとビクビクしながら仕事をしていました。「どうせ一生懸命やっても報われることはない」とどこかで臆病になっていたのだと思います。ご縁があって都島葬祭へ入社。最初は都島葬祭で働くこともそれまでと同じように考えていました。「葬儀社」というもののイメージもなかったこともあり、簡単に考えていた部分もあります。しかし、入社してみると物品の多さ、覚えなければいけないことの多さ、そして人生最期のセレモニーに携わるという責任の重さ、全てが「予想外」でした。それは大変であると同時に、とても刺激的でした。中学の時バスケットに熱中した時以来、初めて熱中できることを見つけました。父親は警察官です。人のため、世のため、地域のために仕事をしている使命感を持って働く父は小さい頃から僕の憧れでした。今の仕事に熱中できた理由、それは少しだけ父の姿に近づいているような気がしたからです。都島葬祭は葬儀だけでなく、地域のために取り組むことのできる企業です。今、都島葬祭が目指すことは「地域企業」。まさに父が世のため、地域のために行っていたことと同じなのです。これからは感謝の気持ちを忘れずに全力で責任感をもって働きたいと思います。お客様、地域の方々、都島葬祭、そして、父に感謝の気持ちをこめて。